マレーシア不動産投資で成功するポイント
3) マレーシアの知るべき商習慣
- 印鑑制度が無く、契約は全て本人の署名によります。本人確認の為の認証が重要で、通常は現地の弁護士の前で署名します。
- 日本以上の契約社会のマレーシアなので契約書等の書類はかなりの量になります。
- 日本の様に至れり尽くせりのサービスを期待するのは不可能です。自ら積極的に聞いたり、確認する必要があります。最初は現地の経験ある日系不動産会社を使われる事をお勧めします。
- のんびりした国民性もあり取引も遅れがちです。日本の様に効率的には物事が進まない点ご理解下さい。時間が守れない時が往々にしてあります
- 細かい事に拘らない国民性もあり、日本人からすると大雑把な対応と感じる時があります。
- ルール(法律)があっても運用面ではかなり柔軟に対応するのがマレーシアです。交渉も可能ですので、簡単に諦め無い事も大切です。
- 現地での支払は送金も出来ますが、小切手が一番一般的で安全です。小切手の書き方をマスターされる事お勧めします。
- マンション工事は通常3年掛かります。商業施設と一体の物件では4年から5年掛か物もあります。
- 工事は現地の法規と基準に沿って行われますので、日本の法規や工事基準を当てはめる事は出来ません。一般的に日本の様な完璧な仕上げを求める事は出来ません。
- 新築物件では物件完成、引渡しから1~3年掛かって登記簿が出て来ます。登記簿が無くても転売は可能です。
- 中古物件で既に登記簿が発行されている物件は、新オーナーの名前で登記簿が出てくるのに3~6ヶ月掛かります。
- 新築物件では、建設期間中の転売は出来ません。完成後は何時でも転売出来ます。中古物件は何時でも転売可能です。