主要都市紹介
ペナン (Penang)
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ペナン島は昔からビーチリゾートとして知られていますが、電子、半導体を中心としたハイテク産業の基盤も強く、経済的に豊かな州で、人口も多く(約180万人)マレーシア第二の都市とも言えます。
またペナンの州都ジョージタウンは、英国植民地時代、また19世紀以降の華僑、インド人の移植の遺跡も多く、2007年にユネスコ世界遺産に登録されています。マレーシアの中でも特に食べ物が美味しい町としても知られています。
ペナン州はペナン島部と半島側になり、二つの長い橋で連結されています。両方合わせて180万人程(島部が80万人強、半島部が100万人弱の人口になります。ペナン島は淡路島の半分程度の広さで、更に半分や山岳地となっており余り人が住める状況になっていません。その狭い島に80万人強の人口ですので、かなり人口が密集している事になります。
ペナン州の州都とペナン島内のジョージタウンで、州政府庁舎、大型モール、総合病院、高級住宅地等はペナン島内に集中しており、日本人を含め殆ど外国人はペナン島に居住しています。
日本企業も東レ、ソニー、日立半導体(現:ルネサス半導体)、シャープ等、繊維、電気、半導体企業を中心に古くからペナンに進出し、現在では日系企業150社以上、4,000名を越える在留邦人が居ます。マレーシアでは、クアラルンプールに次日本人が多い都市がペナン島となります。
ペナンには創立40年を越える日本人会、立派な総領事館、日本人学校もあります。古くから沢山の日本人がペナンに住んで来た事もあり、日本語対応する総合病院や日本人医師が監督するクリニック、日本食レストラン等も多く、イオン、ユニクロ、ダイソー等の店舗もあります。
ペナン島はリゾート性も高く、日本人が居住するにも便利な都市という事で、古くから日本人シニアのロングステイ目的地として人気があります。またペナンは教育都市でもあり、沢山のインター校、大学もあり、KLに比べて学費も安いと言う事から、日本人の留学でも人気の都市となっています。
上記の様な様々な理由で、ペナンに住む日本人も毎年の様に増加しており、2009年頃に2,000名強だった日本人に数が2019年には4,000名を越える数になっています。
1) ペナンで注目のプロジェクト:ペナン交通マスタープラン (PTMP)
ペナン州でも人口増加が継続しており、ペナン島の交通渋滞も年々激しくなっています。ペナンでも最近本格的な公共交通機関のマスタープランが発表され、計画が徐々に実行に移されています。
特に不動産に影響が大きいのは、ペナン国際空港からジョージタウンを結ぶ電車網(バヤンラパスLRT線、30km、27駅、2027年完成目標)です。更にジョージタウンからアイルイタムを結ぶ路線(13km、13駅)、タンジュントコンを結ぶ路線(7km、8駅)が予定されています。更にペナン島と半島部の第三リンクとして結ぶ海底トンネル計画もあります。
弊社ではペナン島の鉄道計画で誕生する新駅と連結して開発される大型複合開発のミューズと言う物件もご紹介しております。
詳しくは此方をご覧下さい。