人口が増え、経済が高度成長を続けるマレーシアでは新築物件が絶えず市場に供給されています。開発会社間の競争もあり、最近の新規物件はコンセプトが斬新で、センスも良く設備も立派なものが多くなっています。マレーシアの新築市場の良い点と欠点を以下に明記しますので、参考にして下さい。
良い点
- 新規プロジェクト物件を購入の場合、良い部屋が良い条件で選べる。
- 開発コンセプトやデザインが新しくお洒落なものが多い。
- 現地では新規売り出し時は割安価格で販売し、完成すると2~3割上昇すると言うのが一般的な傾向です。早い段階で投資した場合、効率的にキャピタルゲインを狙うことが可能。
- 開発会社の弁護士費用負担、頭金の割り引きなど様々な販売のインセンテイブ(特典)が提供されます。通常、中古より購入にかかる経費がかなり少なく購入することが可能。
- 支払いは工事の進捗に応じて5~15%を10回位に分けて完成引渡まで3~4年間で払うのが一般的で、一度の資金負担は少なく、資金計画を長期的に考えられる。
欠点(リスク)
- 物件によっては完成しないリスクや完成が大幅に遅れるリスクもある。
- 購入時のイメージと違う完成物件になる可能性もある。また購入時と違う景観や周辺環境になる可能性もある。
- 最近の新規物件は、中古物件に比較して平米単価がかなり高くなっています。同じ価格で、新築より中古の方が立地が良い物件を購入出来る傾向にあります。
- 新築物件と言えども、室内の仕上がりについては、日本のそれと比較はできず、開発会社、物件によっては不具合箇所が多い場合あり、引き渡し時には、専門家による診断を要する。
新築物件の取引の流れと関連費用は以下を参照下さい!