社長コラム
2014年10月15日 10:46
私は過去23年ほどマレーシアに住んでおりますが、そのうち20年はペナンに住んでおりました。仕事の関係で、2012年4月よりクアラルンプール(KL)に引っ越しました。
ペナン島は海あり、山あり、世界遺産あり、立派なモールや総合病院もあり、食事も美味しく住むには素晴らしい町でした。住人は中国系が多く、文化、食事面で日本に近く、また島社会と言う事もあり現地人が親切で友人ができると居心地の良い町でした。正直、家族もペナンを離れるに当たりかなり抵抗がありました。
KLは、ペナンに比べると大都会で、イオン(ジャスコ)、ユニクロ、ダイソー、伊勢丹など、多くの日系小売業が進出しており、日本の物もほとんど揃うため生活には大変便利な都市です。日本からはマレーシア航空と日本航空、エアーアジアの直行便が毎日飛んでおり、行き来も大変便利です。特にエアーアジアは、KL-成田間以外にも羽田、関空、中部国際空港にも航路があり、最安値はチケットは、なんと片道1万円以下です!(東京-大阪間の新幹線より安い!)
私のKLライフの楽しみ方を少し披露しましょう。
まず何と言っても一番はゴルフです。私は今KL日本人学校近くのサウジャナビラというコンドミニアムに住んでいますが、隣は国内切っての名門コース「サウジャナ・ゴルフ&カントリー・クラブ」です。歩いてゴルフ場に行け、毎日ゴルフ場を眺めながら生活しています。常夏のマレーシアですので、一年中グリーンカーペットでプレーができるうえ、クラブ会員になると本人以外に女房や子供も会員扱いしてくれます。正に英国流クラブライフが根付いているのが、マレーシアのゴルフクラブと言えます。
私もサウジャナ ゴルフクラブの年会員になり、家族全員でゴルフ更に他のスポーツ施設も利用しています。おまけにサウジャナには5星のホテルも隣接しており、ゴルフ会員になるとホテルのジムやプールも無料のうえ、レストランも割り引きで利用出来るという信じられないような話です。
さらにに驚くのが価格で、年会員は年RM6,000(約20万円)の入会金を払い、毎月RM250(約8,300円)の月会費を払えばグリーンフィは“タダ”です!家族で幾らゴルフしてもグリーフィーはタダで、カート利用の場合は電動カード代だけでプレーできます。朝・夕にトローリーを使ってプレーすれば無料でプレー出来る事になります。
日本では絶対不可能な贅沢なゴルフライフをマレーシアでは過ごすことができるのです。ちなみにみに正会員になるには、RM80,000(約265万円)程度の入会金が必要です。(日本と違い毎年ゴルフ会員権は上昇する傾向にあります)
KLライフの次の楽しみ方は、各国料理の食べ歩きです!多民族国家マレーシアには、中国料理、インド料理、マレー料理とチャンポン(混合)になったエスニック料理が数多くあります。されに外国人も多い為、日本料理、韓国料理、イタリアン、タイ料理店も沢山あります。後はB級グルメとして名高い屋台料理も美味しく日本人の舌に良く合います。物価の安いマレーシアなので、色々な料理を安く楽しめるのも大きな魅力です。
そして次のお勧めは何といってもKL発の旅行です!
マレーシア、特にKLは東南アジアの中心に位置しているため、東南アジアの観光地(バリ島、プーケット、バンコク、ホーチミン、アンコールワット、シンガポール等)まで1~3時間程度で行くことができます。今や世界的に有名なエアーアジアは、マレーシア企業でKLをハブにしていますので、マレーシア国内は始め、東南アジア各都市を格安料金でくまなくカバーしています。正にバス料金の様な値段で東南アジア各都市を「安、近、短」に旅行を楽しむ事が出来るのです。
マレーシア国内に目を移しても、色々な観光地、ビーチリゾート、ダイビングスポット、高原リゾートがあります。
世界遺産都市のペナン島とマラッカ。ビーチリゾートとして知られたランカウイ島、ペナン島、コタキナバル。ダイビング スポットとして透き通る海が自慢のレダン島、テイオマン島、プルヘンテイアン島、シパダン島など。常春の涼しい気候を楽しめるキャメロン高原、ゲンティン高原(巨大カジノもあります)、フレーザーズ・ヒル、クンダサン(コタキナバル近郊)など、数多くの高原の避暑地があります。
旅行(特に東南アジア地域)が好きな方にはKLはもってこいの都市です。事実、マレーシアに住む駐在員やロングステイヤーの方々は、KL発の旅行を楽しんでいます。オーストラリア(特に西海岸のパース)も日本から行くよりはかなり近くなり、エアーアジアが各都市に便を飛ばしているので便利です。私の旅行体験に付いては次回により詳しく書きますので、楽しみにして下さい!