社長コラム
2017年09月04日 12:32
東南アジアのスポーツの祭典:SEAゲームは、2年一度東南アジア諸国を集めて開催されますが、今年は先月クアラルンプールで開催されました。
参加国は、マレーシア以外にタイ、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ミヤンマー、カンボジア、ラオス、ブルネイ、東チモールの計11カ国です。今回は、11カ国中で金メダル獲得で145個と圧倒的な強さを見せました。トップ5のメダル獲得国は以下の通りです。
国名 |
金メダル |
銀メダル |
銅メダル |
メダル数合計 |
マレーシア |
145 |
92 |
86 |
323 |
タイ |
72 |
86 |
88 |
246 |
ベトナム |
58 |
50 |
60 |
168 |
シンガポール |
57 |
58 |
73 |
188 |
インドネシア |
38 |
63 |
90 |
191 |
マレーシアが得意とする自転車、水泳飛込み、空手、バドミントン、ボーリング、スカッシュ、馬術等でメダルラッシュでした。サッカーもタイに惜敗しましたが銀メダルでした。勿論オリンピックのレベルと比べれば記録的には劣る点は多いですが、前回のSEAゲームからマレーシアが大きく躍進した事は事実です。
人口面から考えると、インドネシア2億5800万人、フィリピン1億400万人、ベトナム9300万人、タイ6,900万人に比べ、マレーシアは3,200万人程度ですので、今回のマレーシアのメダルラッシュは正に快挙と言えます。
躍進の理由を考えて見ますと、やはり経済発展を続けるマレーシアなので、各種スポーツ選手育成の予算、人材、プログラム等が充実して来ている事が一番の理由かと思います。今回の結果はマレーシア国民に相当な自信を与える事になる事は間違いありません。また現地では殆どフィーバー状態で、政府もそれに応える様に何と9月4日を急遽、特別国民祝日に認定しました!
何ともお目出度い国民性と言えると思いますが、行き成りの発表なので、困る所(特に企業)も出ています。弊社も行き成り9月4日が官庁も祝日となり、MM2H取得の為にわざわざマレーシア訪問をされるお客様に迷惑をお掛けする事態にもなっています。(勿論翌日は正常に営業となりますが。。)
最近のマレーシアは、経済成長率も今年は5%以上と上方修正されたり、クアラルンプールでは立派な電車網(MRT1号線)が予定通り開通したり、今回のSEAゲームでの快挙と明るいニュースを良く見掛ける様になっています。
今回も私のコラムを一読頂きありがとうございます。私のコラム以外に弊社スタッフが、現地の生情報をブログで色々書いておりますので、以下も合わせて読んで頂けますとまた現地の様子がより伝わるかと思います。
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