社長コラム
2017年05月22日 13:36
マレーシア不動産業者試験に日本人で初めて合格しました!
今日は、私の人生でも大きな前進となるニュースを報告させて頂きます。
マレーシアで不動産業者として開業するには、Estate Agency Licenseと言う資格を個人で取得する必要があります。このライセンスは現地では弁護士や会計士よりも難しい資格、合格率は5%程度と言われています。(日本の宅建主任に相当する様なReal Estate Negotiator(営業マン)は2日間のコースに出るだけで誰でも取れます)
不動産業者法、不動取引実務規則、不動産関連法規、不動産税制、建築技術基礎、マーケイテイング等12科目の筆記試験(英語、一部マレー語)にパスしなくてはならず、マレーシアでは学位に相当します。私も50歳過ぎで週末学生に戻り、4年掛けて何とかこの難関試験に合格する事が出来ました。
学位になりますので、立派な卒業式があり、何とマレーシア財務省の副大臣:Datuk Wira Othman Aziz氏 より卒業証書を授与されました。日本人では唯一、初めてとの事で業界関係者の中でも注目されました。後2年の実務研修は必要ではありますが、その後は私の名前で不動産業者を開業する事が出来、30名までReal Estate Negotiator(営業マン)を雇う事が出来る様になります。
これでは弊社としても、私自身としてもより現地に根ざした不動産仲介業を営めると考えております。それから現地富裕層の間で関心が高まっている日本不動産も現地人対象に正式に紹介できる様になります。弊社がいつも目指している日本とマレーシアの架け橋事業を、今まで以上に推進して行きたいと思います。
今日は手前味噌な話になり恐縮ですが、この年で難関の試験にパス出来たので嬉しくなり報告させて頂きました。ご一読頂きありがとうございました!